自然豊かなネイティブトラウトの宝庫、北海道を釣る！

こんばんは。


今回は少し真面目な話を書こうと思います。


近年釣りに限らずレジャー中のマナーについて色々ありますが今回はそれについてです。


自分の個人的な意見もかなり入りますのでご理解下さい。そして「自分はこう思う」等のコメントもドシドシどうぞ^ ^


あ、画像は1枚だけでほぼ文章だけです。そしてかなり長いです。覚悟してお読み下さい（笑）

まずは言わずと知れたゴミ問題。釣り人以外のゴミかもしれませんが、それでも捨てて帰るのは駄目だと小学生、いや幼稚園児でもわかりますよね？



自分の出した（飲食、遊びで出た、釣りの）ゴミ位を持ち帰るのは大人として、人間として当たり前の事だと思いますし、それすらも出来ない人は「幼稚園児以下」って事をわかってもらいたいです。



以前「ポケモンGO」が流行った時は普段人が集まらない公園で「すごいレアなポケモンがGETできた」とガセ情報が流れてそれに釣られて来た人が真夜中に集まり残して行ったのは近所迷惑な騒音と大量のゴミだけ・・・・ふざけてませんか？（怒）



もっと人として迷惑行為について考えてほしいですよね。っと人並みな意見を述べてみます。



さて、当ブログの趣旨は「釣り」なので釣りに関して書かせて頂きます。





これは非常に判断に困ります。と言うのも川での「割り込み」についてです。



自分が良く行く川で週末だけでなく平日ですら入れ替わりで釣り人が入る激戦河川があります。



自分が入る場合は入渓地点と脱渓地点の区間を細かく分けて更に言うと入る前に入渓地点と脱渓地点の上流、下流を見て車が無いか確認してから入ります。車を停めるのは釣行区間の大体半分位の位置（帰りに歩く距離の短縮）。そこから下流に歩いて入渓、釣り上がり車を追い越して上流で脱渓して歩いて帰ってくるスタイル。



人によっては入渓地点に車を置き釣り上がって脱渓したら入渓地点まで歩いて戻るスタイルの人もいます。



しかし自分のスタイルの場合、車の目と鼻の先に車を停めて下流に自分がいるのを目視で確認したうえで入渓する人達もいます。個人的にこれは自己中心的なマナー違反だと思います。



いくら激戦河川とはいえこちらの存在に気付いた時点で河川の規模にもよりますがポイントを考えてずっと上流、または下流に移動する。ポイントが空いていないなら時間を空けてポイントを休ませてから入る、別の釣り場に移動するべきだと考えます。



最近は釣り友のANIKIも行くのが週末なのもあり行く度に割り込みされて悶々としている様子。



ただずっと下流から釣り上がってくる人もいるんですね。上記の通り、車の有無を確認した上で入渓しても下りた先に釣り人がいた事もあります。その場合は引き返して移動して再入渓しています。



しかし先に入っていた人がかなり上流に脱渓地点を決めていた場合、上流に移動して再入渓するのはマナー違反なのか？さっきも書いた通り車があったら距離とポイントを考えてずっと上流で入渓する事もあります。けどそれも「割り込み」になるのか？



「自分が先に入ってたんだからここから上流は入ったら駄目でしょ？」って考えの人もいるかもしれません。



しかしこれが「割り込み」になるのなら川で釣りなんてできません。釣り人が多いと知っているならある程度は釣り上がる区間を決めて入るべきだと思います。



それと入渓する前に車の有無を確認すると書きましたが確認した上で準備して入渓地点に向かうと車が停まっている時があります。



この様な事が無いように事前に下見して入渓する必要があるように思えますね。先行者のすぐ後ろに入るを回避する意味でも大事だと思います。




「今後は入渓地点に車を置いて釣り上がった方が良いだろうか？」と考えています。




「割り込み」に関しては河川の規模にもよりますし考え方は人それぞれで色々な意見があるので解決しないかもですが「追い越し」は別。



入渓地点に車を置くスタイルの場合は先行者の後ろを歩くので特に問題無いですが新たに入渓してきた人が上流に人を確認して引き返して追い抜いて見える範囲で再入渓。これはマナー違反です。初心者の方など覚えのある人は今後やめましょう。




さて、次ですがとあるSNSサイトで知り合いが書いた記事に賛否両論の意見が分かれています。


「血まみれの魚の写真とか、釣れるがままにキープして魚を並べて写真撮ってる人。見苦しいです正直。


乱獲に関しても、日本海の産卵期の鮪の巻き網に不快な思いしてるはずなのに、矛盾してない？産卵期じゃないにしてもさ。


キープするにも自分が食べる分だけで良くないですか？隣近所に配る？


これからを考えようよ。相手が何の魚でも。違う？


みんなどこかで正直思ってる事だと思う。先を考えようよ。少し考えると解る事なんだけどな」



という書き込み（一部修正）。この書き込みをした知り合いは大量のキープ画像を見て不満が爆発して書いたそうです。後日「誤解を招く書き込みをしてしまいました」と謝罪していましたが正直同じ思いです。最近の海、川に限らず乱獲が酷過ぎる。



自分は川釣りが好きで年中色んな河川に釣りに行きますが酷いのが餌釣りの乱獲。小さいのも大きいのも全部キープ。餌釣りに抜かれた川は本当に魚がいない。いなくなる。



誤解の無い様に書きますが別に餌釣り師やキープするのが悪いと言ってる訳ではありません。度が過ぎるキープは魚を消すと言いたいだけです。海にしても川にしても無限に魚がいる訳じゃない、生産能力が無限じゃ無いって事を理解してほしいです。



しかし何故そこまでキープするのか？聞くと小さいのは佃煮にすると美味しい、中〜大型は南蛮漬けや塩焼きが美味しいと言いますが、全部キープする必要がありますか？


聞いた話なので真実か定かではありませんが釣った渓魚を大量に売っている餌釣り師連中もいるとか。しかも地元で釣れなくなったから遠出して大量に抜いて持ち帰り売る・・・・正直腹立たしいです。



自分も海釣りで沢山釣れると新鮮な魚を食べる機会が無い知り合いにあげたり送ったりはします。けど毎度じゃありません。自分で限度を考えて行っています。



個人的に身内に漁師さんがいると全部キープするって人が多い様な気がします。かく言う俺の親父もそうです。



大分前の話ですが沖仕事の合間の休憩中にジギングをやったら良型のアイナメが入れ食い状態になり必要分は血抜きしてキープしたのでリリースしたら「なして逃した？いだわしい（勿体無い）」と一言。



魚を沢山取るのが仕事（だった）の人は魚を逃すという概念があまり無いんですね。親父には必要分以外のリリースがどれだけ大事か説明したら渋々理解してもらいました。



リリースする場合も針の刺さり箇所によっては致命傷になりリリースしても駄目だと判断した場合はキープすることもあります。「リリース」という名を借りた「捨てる」はしません。





キープせずに写真を撮ってリリースする場合も注意が必要です。



まず魚と人間の体温の差。人間が手を冷やさず魚を触る行為は人間にとって熱した鉄板を押し付けられているようなもの。つまり火傷するんです。



火傷した魚は時間の経過と共に皮膚が変色、ただれてきます。



のでブツ持ち写真を撮る時は十分に手を冷やす。そして胸鰭の下付近に心臓があるのでその辺りは握らない。よく持ってる時に暴れて鷲掴みしてるのを見かけますがあれは見た目以上にダメージを与えています。



人間だって心臓付近を殴られたり衝撃を与えられたりしたら苦しいですよね？それと同じです。



単独釣行で多いのが魚を地面に置きタックルを添えて撮影。これも気をつけたい部分があり日が当たって乾いた地面には置かない。撮影するなら半身と鰓が水に入っている状態での撮影が好ましいです。






↑の感じが好ましいです。場所によって時にはやむ得ない場合もありますが迅速に行動して速やかに放してあげましょう。



ずっと昔ですが当ブログで釣り友がデカイブラウンを釣り上げ自分は一部始終を撮影、その時は興奮して全然頭に無かったんですが乾いた砂の上に魚を置きサイズを測った写真を載せたの事。ブログを見ていた方から注意を受けてそれから気を付けるようにしています。



あと釣り上げた魚、特に良型はファイトで体力を使いきり乏しく弱っています。それから写真を撮ったりするのに時間が掛かったりすると下手をすると死んでしまう事も。



理想はなるべく魚に触れずすぐリリースするのが好ましいですがやはり記録は残したい。のでリリースする時はしばらく水中で魚体を支え頭付近の水をかき回して酸素を送り自分でバランスをとって泳げるまでサポートするのが大事。放しても横になって流されていくようでは高確率で死んでしまいます。



リリースの仕方次第で生存率は大きく変わります。釣り友のちゃぴんさんは5年の間に同じ魚を三回釣り上げて蘇生→リリースの大事さを証明しました。魚に対して感謝の気持ちを持って接したいですね。




最後に先日ブログを見てくれた初心者の方からコメントを頂いたのですがそれについて書きます。



誰だって最初から何でも知ってる人はいないし実際に釣りをしてわかったり人から聞いたりしてマナーやルールは覚えていくものです。



ので初心者だからと遠慮せずにどんどん釣りをするべきだと思います。そして先輩方は初心者方にもっと話しかけてルールやマナー等を色々教えてあげるのも大事だと思いました。



ただ世の中には色んな人がいて嫌がらせをしてくる、怒鳴ったり罵声を浴びせてくる人も実際にいます。（自分も経験あり）



その時の出来事が原因で釣りから遠ざかる人もいるかも知れません。それはとても悲しい事です。



お互いを思いやり自分がされたら嫌な事はしない、釣りに限らず人として大事な事だと思います。



今年度の道東遠征で川の対岸にいた初心者らしき釣り人がいきなり腰上まで入水したり釣り場に合わないルアーを投げていたりして「荒された」と書きましたが、釣り場は誰の物でも無いですしどんな釣りをするのも自由。ので「荒された」という表現は今後は改めようと思います。



ただ「どんな釣りをするのも自由」と言っても引っ掛け釣り（鮎の友釣り等は例外）や他の釣り人の妨害するような行為（ラインを被せる、異様に近づく等）はやめましょう。



海や湖で釣り人の間隔が狭い所に無言で入ったり隣の人が釣ったからとどんどん近づいて来たなんて話も聞きます。



阿寒湖の様に何人も並んで立ち込む場所に入る時は両隣りの人に挨拶して「隣、失礼します」の一言で嫌な気分になる人はいないでしょう。



ちょっとした気遣い１つで皆んなが気分良く釣りが出来るものなんです。




まだまだ書き切れないですが今回はこの辺で終わろうと思います。



結構日にちをかけて書いた長文ログをお読み下さりありがとうございますm(_ _)m



この記事についての感想、意見がありましたらどうぞ遠慮せずにコメントをください。


最後にもう一度書きますが、これには個人的な意見が入っています。理解できない、同意出来ないという人もいるかも知れません。


あくまで「自分はこう考えています」を書いたのでご理解下さい。