試作フライを更に改良→更に改良

自作毛バリ

2020年03月12日 11:41

こんにちは。

先日の日本海釣行で試作フライのテストも兼ねていたんですが、結果から言うと予想以上の成果が得られました。

何より問題点だったフックにマラブーが絡まるトラブルが激減。1〜2回キャストする度に絡まってないか確認しましたが今までのとは比較になりません。

そしてスタンダードな海アメフライから試作フライへ変えた途端に魚が反応しだしたり、釣れた魚が試作フライを丸呑みにしていたり、この間の海アメ61cmでは確かな手応えか掴めました。

実際に使ってみて幾つか修正点は見つかりましたがそれでも十分な収穫です。

そして試作型を更に改良しました。



キール型アオミドロ。アイに特殊なビーズを付けてキール状態を維持しやすくしてます。

マラブーが絡まるアオミドロの欠点も解消されキール型なので針先が上を向き根掛かりしにくく重さがあるので潮が速かったり深い場所を攻める時に良さそうです。

これはこれで十分に完成型だと思うのですがキール型にするにはウエイトが必須、浅い場所で使うノーウエイトのアオミドロも必要になって来ます。

それであれこれ試行錯誤した結果、もしかすると完成型になるのでは無いかと思うアオミドロが出来ました。



しかし一つの欠点を克服すると新たな欠点が出てくる負のループ、しかも実際に振ってみないと分からない欠点が出てくるかも知れません。

泳ぎに関しては自室の熱帯魚水槽でチェック出来るので大丈夫なんですけどね。





最新型の欠点は巻くのに手間が掛かり過ぎる事、実際に試してみないと分からないのがフライの強度とフッキング性能。

あと最大の心配はティペットのヨレ。フライが大きくなり形が複雑になる程に空気抵抗も大きくなり回転してティペットがヨレヨレのチリチリにならないか・・・・

ティペットにヨレが掛かったり食っても針掛かりしないのでは意味が無い。丈夫に作ってるつもりですがキャスティングで壊れたり一匹釣ったら使い物にならないでは生産コストが掛かり過ぎます。マラブーが絡まるのも実際に振ってみないと分かりませんしね。

最新型の性能次第では時間が掛かっても量産するつもりではいますが・・・・バイトも始まったし実釣で試せるのがいつになるか・・・・(^◇^;)

まぁ、気長に進めていこうと思います。



あなたにおススメの記事
関連記事