軽く振り心地を確認する程度だったのでジャージに長靴というジモティスタイル(笑)
川を見ると雪代で増水はしてるけど透明度は問題無し。ダイビングミノーをブッシュギリギリに落としてトゥイッチを入れながら巻いてくると42cmのブラウンがHIT!
「早速NEWロッドに入魂も出来たし今日は幸先が良いなぁ♪」と軽い気持ちで少し上流の支流が流れ込むブッシュ際にキャスト。
リールを巻いて来るとコツコツと川底を叩く感触。川底にリップを当てて平打ちさせるイメージでトゥイッチしながら巻いてくると目を疑うようなとんでもない化け物が目の前で大口を空けてルアーをひったくる。
反射的にアワセを入れてファイト開始。ただFBの釣り友達が「モンスタートラウトの口は鉄板で出来てる」というレベルで硬いと言っていたので0.1トンの体重を乗せた追いアワセを3回!
昨日のニジマスは鋭い引き、今回のは今までに感じた事のない、倒木に引っ掛けたような異常な重さ。
雪代の増水にその巨体を乗せて川を下り出し必死に追尾、更に昨日のニジマスを釣ったタックルに比べてラインシステムをライトにしていたので無理は厳禁。
しかし!魚を追って河原を走り下って行くと川岸にブッシュが生い茂りかわすには川に入って股間まで入らないとならない深さ。
はい、今長靴なんですよねぇ( ̄▽ ̄;)
一瞬悩む、けど身の危険を感じる深さではないし意を決して入水!
腰下まで水に浸かりながら追尾してやっと動きが止まった!と思ったら対岸のブッシュめがけて突っ込んで行き始める。
「頼むから!止まれでゃ!そっち行ぐんでねぇぇぇ!!!」となまり全開の結構な音量で叫んでしまう。(笑)Rhyzmoがバットからグンニャリ、昨日と同じくロッドを水面ギリギリまで倒しスプールを親指で抑えながら出て行くラインの微調整、腹に力を入れてトルクのある猛攻を必死に耐える。
観念したのか本っ当〜にやっとブッシュから離れてネットを構えて・・・・が、下から入れようとするとラバーネットに掛かる川の水圧で手元が安定しない。
この状態で無理に入れようとするとマズイか・・・どうする?と考えていると奴がまた走り出す。
しかし最初の頃の持久力が無い。向こうも大分疲れている様子、流れの緩やかな場所に誘導して魚の上流に回り込み頭からネットイン!
この瞬間、令和になったら最悪は死。良くて病気か怪我を覚悟しました。だって2日続けて事故記録・・・では無く自己記録を更新してしまったんです。
これから先の人生で1度会えたら良いなぁくらいに思っていたサイズ、まさかの81cmブラウントラウト。
フックはこの上ない位置にガッチリ!異常に発達した各ヒレの大きさと変形具合、体のあちこちに痛々しい傷がありましたがこれも長寿の証。背中が盛り上がって太さで言えば昨日のニジマスより太い。
まずはフックを外そうとネットに引っ掛かったルアーを外してたら何かがおかしい。ラインが川に流されてるのにルアーはネットの中。
何とスイベルが壊されてました(汗)後少し取り込みが遅かったらヤバかったかも(;´д`)
かなり疲れてるのでじっくり時間を掛けて酸素を送り込み蘇生。
初使用のRhyzmoでまさかの81cmブラウントラウト、更に今年買ったメッシュのベストにも入魂なんて宝くじで高額当選を当ててしまうのと同じです(^^;;
何より以前一緒に入釣し指導してくれたベイトフィネス友達のおかげです♪ありがとうございます♪
この場所に来るまでの道であそこを曲がらず真っ直ぐ行っていたら、他の場所に立ち寄っていたら出会えなかった魚、今回も良いタイミングと運で釣らせてもらいました♪
前日の平成メモリアル(レインボー)に引き続き2日続けて平成メモリアル(ブラウン)までやってしまい遺言書を書いておこうかと本気で考えてしまいます(汗)
さて下半身はビショビショ、パンツは着替え持ってきてたから良いとしてズボンは乾くまで車内で待機、その後は何箇所か探って終了。
令和になっても調子良く釣れればいいなぁ♪
タックルデータ
ロッド: HALCYON SYSTEM Rhyzmo-C511L
リール:SHIMANO Scorpion BFS
メインライン:PE1号
リーダー:ナイロン10lb
ルアー:ティムコ sumari MD90F (中古で購入しましたが前購入者が自分で色付けしたらしく青、緑、金、オレンジが入り乱れたカラーです。)
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