ホタテのフジツボがヤベェ(汗)
今日はホタテのお話〜
海から揚げてきたホタテにはイソギンチャクやミズボヤ、シュリケ(ムラサキイガイ)など色んな物が付いてきますが穴空けで特に厄介なのがフジツボ。
これが付いたまま穴空け機を通すと針の根元の太い部分まで貫通して耳吊りに使えなくなり二度空けにまわる訳です。
貝が海水から上がっている時間が長くなると弱って育たず死んでしまうリスクが高くなります。
なので穴空け中にフジツボを見つけたら右手で鉄板に擦り付けて削ぎ落とすんですが、垂直に押し付けると貝の接続部が外れて使い物にならなくなります。
分かりやすく例えるなら包丁って上から押しても切れずに潰れるんですよ。引きながら押し当てると切れるんですね。フジツボも似たような要領で鉄板に擦り付けて削ぎ落とします。
ここ何日かフジツボの付き方が凄くて右手首〜肩にかけて痛み湿布だらけ、朝起きると手が浮腫んで痺れて拳が握れません(ー ー;)
フジツボが付いたままだと針を折るリスクも高くなるのでなるべく落としてるんですが、フジツボが多いと右ゴム手袋の親指の根元が裂けて一昨年辺り肉を抉って怪我したっけなぁ(><)
そしてホタテの全てが綺麗な形をしている訳ではなく貝殻が変形した物もかなりあります。
これが育つと変形のまま成長して通販には使えなくなるので穴空け組が気付いた時点で弾きますが、この変形貝を入れるカゴが右側にありこれも右手で処理するので変形貝が多くてフジツボが多いと穴空け中に右手が痛くて動かせなくなる事もしばしば。
二週間後には道東遠征も控えてるし怪我しないように気を付けます(^◇^;)
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