それは憎っくきコケの存在。
コケにも種類があり一般的なのがガラス面が茶色くなる茶コケ、水流の無い水槽に出やすい緑色のとろろみたいなアオミドロ状のコケ、黒くてヒラヒラした黒ヒゲコケなど色々ありますが、観賞魚水槽にはかなり厄介な存在です。
熱帯魚に限らず金魚やメダカ等を飼った事のある人なら一度は悩まされたのでは無いかと思います。
コケが出てくる原因はライトの当て過ぎ、水換えのサボり、魚の飼育数が多過ぎる、餌の与え過ぎ等があります。
コケも植物なので光を当て過ぎるとあっと言う間に勢力を伸ばしてきます。なので1日大体6〜7時間だけライトで光を当てるようにすればかなりコケは抑えられます。
しかし仕事で決まった時間に家に居ない事が多いっ方も多いはず。そこでタイマーを使います。
ホームセンターで買った安物ですがこれで十分です。
ベタ稚魚に関しては小まめな餌やりが必要で暗い状態からライトを点けてすぐは餌を食べないので起床30分前にタイマーを設定し仕事に出る前に餌やり、その後は消灯して夜になったらまた点くようにしてます。
他の要因に関しては水質悪化によって水槽内にコケが好む養分が増えたと言う事。餌量が多いと食べ残しや排泄物も増えます。それをバクテリアが分解してそれがコケの養分になります。
少数の魚を少量の餌で育てれば水質悪化はかなり抑えれますが定期的な水換えをサボるとコケが増えたり最悪は魚が病気になったりします。
まぁ使うフィルターによってもかなり変わってきますが基本は「1週間に一度は少量の水換え」を守ればかなり抑えれます。
しかし定期的な水換えをしていてもライトの消し忘れが多かったり可愛さに負けて餌を多く与えたりしてしまう人も多いはず。
そこで活躍するのがコケ抑制剤!
水槽にセットする物、錠剤、フィルターにセットする物などがありコケの発生をかなり抑えてくれます。
しかし幾つか問題点が・・・・水草が入っている水槽に使うと水草が枯れたり古代魚に使うと悪影響が出る物もあります。
そこで対コケ生物兵器を導入。アオミドロ状のコケはミナミヌマエビやヤマトヌマエビが餌として食べてくれるし茶コケには石巻貝やオトシンクルス(ナマズ科の小さい魚)がオススメ。
茶コケに関してはガラス面をスポンジ等で擦って落とす手もありますが、手が濡れるし気を付けていても水槽周りが水浸しになったりするので地味に片付けが大変です(^^;
しかし黒ヒゲコケだけは効率的に駆除してくれる生体があまりいなく、黒ヒゲコケがあまりに酷い場合は付いている物(流木、フィルターのパイプ等)を水から出し酢を吹き掛け少し置くと黒ヒゲコケが赤くなって枯れます。
ただ水草に付いた黒ヒゲコケはアヌビアス・ナナなど丈夫な種類は酢にかなり耐えられますが他の水草に行うのはやめた方が良いですね。
どのコケも水質悪化によって急に増え出すので定期的な水換えをしてそうなる前に止めるのが基本。
と言っても仕事が忙しかったり他の趣味に熱くなって管理を疎かにして水槽をコケだらけにしてしまう事が多い自作毛バリでしたf^_^;
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